紫外線療法・その他|都筑皮膚科クリニック|センター南駅直結|アレルギー、皮膚科

〒224-0032神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央1-2 光ビル4階
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紫外線療法・レーザー治療・その他

紫外線療法・その他|都筑皮膚科クリニック|センター南駅直結|アレルギー、皮膚科

当院では最先端の技術を取り入れ、下記治療にも力を入れています。

紫外線療法

紫外線療法とは

乾癬の皮膚症状は一般的に紫外線が強くなる夏の間に良くなる傾向があります。光線療法は、光源ランプを用いて発疹に直接紫外線をあて、過剰な免疫反応を抑える治療方法です。 塗り薬だけでは良くならないときや、発疹の面積が広くなったときに、光線療法が用いられます。紫外線には波長によって種類がありますが、効果が認められるのは、中波長紫外線(UVB)です。 現在広く使用されているのは、有害な波長を取り除き、治療効果が高い波長のみを使うナローバンドUVBになります。

当院では、全身に対して充分な紫外線を均一かつ短時間に当てることができ、1回あたりの治療時間が短くなり、少ない治療回数で高い効果を出すことが可能な「 ダブリン3シリーズ NeoLux」(全身用)と、「VTRAC(ヴィトラック)」(部分用)を取り扱っています。

このような症状はありますか?

尋常性乾癬

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

慢性の皮膚疾患で、典型的な症状として、皮膚が赤く盛り上がり、さらに乾燥した厚みのある皮膚がポロポロとはがれ落ちます。 かゆみがあることもあります。

なぜ、尋常性乾癬になるの?

原因はまだはっきりとわかっていませんが、遺伝的な体質に加え、何らかのきっかけ(ストレス、食生活、薬、風邪、妊娠、糖尿病、高脂血症、肥満など)であらわれたり悪化したりすると考えられています。

尋常性白斑

尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)

皮膚の色がぬけて、白い斑点ができる後天性の皮膚疾患です。 全身にあらわれるものや部分的にあらわれるもの、皮膚の神経に沿ってあらわれるタイプがあります。毛の生えている部分では、白毛になることがあります。

なぜ、尋常性白斑になるの?

皮膚の色(メラニン)を作るメラノサイトという細胞がなくなるか、機能が止まってメラニンが作られない状態といわれています。原因はまだはっきりとわかっていませんが、過度のストレス、やけど、日焼け、刺激などによる自己免疫異常や末梢の神経系の変化などが考えられています。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手のひらや足の裏に、膿みをもったプツプツができます。 カサカサし、かさぶたになってはがれ落ちては、繰り返します。

なぜ、掌蹠膿疱症になるの?

原因はまだはっきりとわかっていませんが、中年の女性に多く、扁桃腺炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎、喫煙が関係していると考えられています。 個人差はありますが、平均3~7年で軽快するといわれています。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

皮膚が赤くなり、かゆみを伴います。また、皮膚が乾燥します。 症状が重くなると、ジュクジュクしたり、かゆみが強くなったりします。

なぜ、アトピー性皮膚炎になるの?

アトピー性皮膚炎の原因には、多くの要素があげられますが、解明はされていません。要因には皮膚のバリア機能の異常に加え、ダニなどに対するアレルギーの遺伝的な要素のほか、生活習慣、ストレスなどが考えられています。

円形脱毛症

円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)

ある日突然、1~3cmほどの大きさで髪の毛が抜け落ちる症状です。 一度に数箇所抜けたり、繰り返し再発したり、ほぼ全身の毛が抜けたりすることもあります。

なぜ、円形脱毛症になるの?

原因はまだはっきりとわかっていませんが、毛に対する免疫反応が関係しているという説が有力です。精神的ストレス・生活環境の変化などが誘引となる場合もあると考えられています。

紫外線療法のメリット

内服や外用薬との併用で以下の効果が期待できます。

  • 皮膚の炎症やかゆみが早期に軽減する
  • 炎症が改善することで、塗り薬の量が減少する

治療回数:開始時は週に1~2回のペースで行います。

治療法の種類

ナローバンドUVB

紫外線を照射する治療のひとつで、治りにくいとされている皮膚の病気に 有効とされています。 紫外線(UV)は、A・B・C に分けられますが、治療に有効とされるUVBの中でも特定の狭い範囲 (ナローバンド)の紫外線を用いることから、ナローバンド UVB とよばれています。 皮膚科で広く普及しており、症状や患部の大きさ・部位などに合わせて、塗り薬や飲み薬などと 併用します。

ナローバンドUVB

 

ナローバンドUVBの特徴

  • 照射範囲が広い
  • 短い時間で全身に当てることが可能

全身用「ダブリン3シリーズ NeoLux」

全身用「ダブリン3シリーズ NeoLux」

ダブリン3シリーズ NeoLux治療は全身に対して充分な紫外線を均一かつ短時間に当てることができる紫外線療法です。 疾患の症状によって個人差がありますが、全身にあてることが可能なため1回あたりの治療時間が短くなり、少ない治療回数で高い効果を出すことが可能になりました。

ダブリン3シリーズ NeoLuxの特徴

  • 全身にあてることが可能
  • 治療時間や治療回数の短縮

 

治療の流れ

①診察
症状や肌の状態を診察します。
②照射
症状や肌質に合わせて適切なエネルギーを設定し治療を行います。麻酔は必要ありません。

Q&A

治療は痛くないですか?
痛みは、ほとんどありません。光があたると温かく感じる場合があります。
1回の治療時間はどのくらいですか?
照射時間は通常2~3分程度です。1度に照射できない場合は分けて照射を行います。
治療回数はどのくらいですか?
疾患の症状によって個人差がありますが、1週間に1回~3回の治療となります。軽快とともに照射間隔をあけたり休止したりします。症状の寛解がみられた時点で治療は終了します。
副作用はありますか?
最も一般的な副作用は紅斑(赤み)、水疱(水ぶくれ)等の症状ですが、照射量や治療回数の上限を守ることで、安全で効果的な治療が可能です。

最新のエキシマ紫外線療法「VTRAC (ヴィトラック)」

VTRAC (ヴィトラック)

VTRAC治療は症状のあらわれている部分にだけ紫外線を照射する最新の紫外線療法です。従来の紫外線療法で改善しにくかった症例にも有効であることが数々の学会で発表されています。

VTRAC治療の特徴

  • 余分な光があたらないので安心
  • 部分的なアプローチが可能

治療の流れ

①診察
症状や肌の状態を診察します。
②照射
症状や肌質に合わせて適切なエネルギーを設定し治療を行います。麻酔は必要ありません。

Q&A

治療は痛くないですか?
痛みは、ほとんどありません。
治療中に気をつけることはありますか?
治療当日と翌日は赤みが強まることがありますので、強い紫外線はさけてください。
治療回数は?
症状によってちがいますので、医師にご相談ください。
治療時間はどのくらいですか?
治療する部分の大きさによって異なりますが、数分から10分程度です。
保険はききますか?

紫外線療法(長波または中波)は以下に対して保険が適用されます。

  • 乾癬
  • 類乾癬
  • 掌蹠膿疱症
  • 菌状息肉腫(症)
  • 悪性リンパ腫
  • 慢性苔癬状粃糠疹
  • 尋常性白斑
  • アトピー性皮膚炎
  • 円形脱毛症
安全性は?
症状がでている部分にだけ照射するので、安全性の高い治療として期待されています。

デュピクセント®とは

デュピクセント

デュピクセント®(デュピルマブ)は、アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因になっている「IL-4」と「IL-13」というタンパク質の働きを直接抑えることで、皮膚の炎症反応を抑制するお薬です。炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善します。

効果

なぜ、デュピクセントが必要なのですか?

デュピクセントはどのようなお薬ですか?

投与できる方、できない方、注意が必要な方

皮膚病変に対する効果

皮膚病変に対する効果の持続性

かゆみに対する効果の持続性

患者評価による症状に対する効果の持続性

導入方法

どの方でもデュピクセント®が投与できる訳ではありません。中等症から重症のアトピー性皮膚炎を有し、外用療法で効果不十分な方が適応になります。適応の判断には、医師による診察と検査が必要になります。

1医師による診察と看護師による説明、注射の実施(1回目~2回目院内注射)

現在の症状、今までの治療方法、ご本人の希望(治療期間・費用)などを伺い、治療方針についてお話をさせていただきます。その後、デュピクセント®をより知っていただくためにご説明致します。説明を受け、デュピクセント®をやっていくのか検討いただいても問題ありません。

最初のうちはクリニックで注射します。何度か院内でご自身で注射する練習をして頂いた後、ご自宅で注射する段階に移行します。

2お薬の処方(3回目以降~自己注射)

処方箋を元に、薬局で処方してもらったのち、ご自宅にてご自身で注射を継続していただきます。

※他院で導入済の方

すでに他院で導入済みの方(自己注射済)で、転居などのため、当院でデュピクセント®の処方を希望される方は、紹介状(導入前の症状に関するスコア、治療経過を記入してもらう)をお持ち下さい。

スケジュールと投与部位

デュピクセント®は投与開示日のみ、2本を皮下注射します。
その後は2週間に1回、1本を皮下注射します。

スケジュールと投与部位

※自己判断で治療間隔を調整したり、中断再開すると薬が効かなくなってしまう可能性があります。
スケジュール通り投与していただき、治療終了時期に関しては必ず医師にご相談ください。

投与の仕方(ペンの場合)

注射に適した部位は以下の3ヵ所です。

注射の仕方(ペンの場合)

医療費

2018年に発売開始、2022年8月~価格改定しました。現在は下記の通りです。
必ず下記の金額になるわけではございません。おおよその目安としてご参照ください。

医療費概算表

3割 6歳以上69歳以下、70歳以上で現役並み所得者
2割 70以上74歳以下で一般・低所得者
1割 75歳以上で一般・低所得者(令和4年10月1日から、一部の方は2割負担になります)

令和4年8月現在のデュピクセント®の薬価をもとに計算しています。

高額療養費について

デュピクセント®説明サイトよりご確認ください。

デュピクセント説明サイト

デュピクセント®相談室

お電話はこちら

0120-50-4970

操作方法へのご質問 24時間365日
医療費制度へのご質問 平日9:00~17:00

症例写真

個人差はありますが、症状・痒みにも即効性があると実感しています。また、デュピクセント®により完全寛解が得られた患者様もいます。「良くなったり悪くなったり」を繰り返さない治療が重要です。
(サノフィ株式会社提供写真)

投与前

投与前

投与後

投与後

全ての患者様に同様な効果がでるとは限りません。

リーフレット

デュピクセント®のリーフレット資料になります。下記よりご確認ください。

よくあるご質問

いつから治療(接種)か開始できますか?
受診した当日は、これまでの治療期間や治療内容を伺い、適正がどうか見極めるために診察をします。
その上で適応と判断されれば、指導を受けていただき、次回以降投与することになります。
一度指導を受ける必要があるため、初診時には投与できません。次の受診時からの投与になります。
何回くらいで効果を感じることができますか?
1回目の投与から2~3日後に効果を実感される方が多いです。
1回目でかゆみが軽減しなかった方でも2~3回までに皆様かゆみが明らかに軽減したとおっしゃいます。
途中で治療をやめることもできますか?
経過を見てご相談しながら、ご本人の希望と、医師により判断にて可能です。自己判断せず医師にご相談ください。
自分で接種するのは不安です。難しいですか?
当院では初回の接種の際に看護師ができるまでご指導いたします。サポート体制もありますのでご安心ください。
何歳から使用できますか?
生後6か月以上より投与が可能です。
デュピクセント®の費用は、病院やクリニックによって異なりますか?
保険適用となりますので、デュピクセント®自体の費用に差はありません。
クリニックによって、診察料や検査費用について多少の差はあるかも知れません。
支払いは現金のみですか?
当院では、現金、各種クレジットカード、電子マネーでのお支払いも可能です。
ただし、お薬代は薬局での支払いになるため、ご利用の薬局へご確認ください。
自宅での保管方法に注意点はありますか?
要冷蔵にて保管ください。自己注射の際は、箱から注射器を取り出し、平らな場所に45分以上置き室温に戻してから投与してください。

難治性ニキビ治療

保険診療でなかなか効果のでない難治性にきびに対し、レチノイン酸外用薬などの自家製剤による治療、面ぽう圧出処置などを行っています。

レチノイン酸治療

レチノイン酸はビタミンAの誘導体で、生理活性はビタミンAの約50~100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものです。 米国ではシワ、ニキビの治療医薬品として、FDA(米食品医薬局)に認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。

期待できる効果

ニキビの原因は、脂腺の分泌量が増え、毛穴の角質が厚くなり毛穴の出口が塞がれてしまうことです。レチノイン酸は、皮脂腺の機能を低下させ、皮脂の分泌を抑制させるのと同時に、毛穴の出口を塞いでいる角質を剥がれやすくする効果が期待できます。

また、レチノイン酸はニキビ跡の赤みの改善にも有効です。ニキビ跡の赤みは、ニキビによって表皮の下で炎症を起こしていることが原因です。

レチノイン酸を使用すれば肌のターンオーバーが促進されるため、ニキビ跡を目立ちにくくする効果が期待できます。

レチノイン酸外用治療ができない方

  • 妊娠中の方、授乳中の方、妊娠予定の方
  • レチノイン酸を外用して反応が強くでてしまう方

レチノイン酸外用治療の副作用・リスク

  • かさつき・赤み・痒み(レチノイン皮膚炎)がおこることがあります。通常2週間から1か月程度で軽快しますが症状が強く出てしまった方は医師にご相談ください。

面ぽう圧出処置

面ぽう圧出というのは、ニキビの内部にある皮脂、膿といった内容物を摘出する治療のことです。4種類のニキビ(白ニキビ、黒ニキビ、赤(炎症)ニキビ、黄(化膿)ニキビ)全てに効果があります。 ニキビの原因である、毛穴に詰まった皮脂(コメド)や膿を取り除くことで、ニキビの症状を早く綺麗に改善することが出来ます。

こんな方におすすめ

  • ニキビを早く治したい
  • つい自分でニキビを潰してしまう
  • ニキビ跡を残したくない
  • 同じところにニキビを繰り返す

※自分でニキビをつぶすと皮膚がダメージを受けて傷跡(ニキビ跡)になる可能性もありますので、皮膚科で処置を受けることをお勧めします。

色素レーザー治療(Vビームプリマ)

神奈川県導入第2号

Vビームプリマ

米国キャンデラ社の最新鋭色素レーザー「Vビームプリマ(Vbeam Prima)」は、血液中に含まれるヘモグロビンに選択的に反応する595nm(ナノメートル)のレーザー光を照射する医療レーザーです。 スポットサイズは3mmから最大15mmまで対応しているため、広範囲の症例でも治療時間を短縮でき、大きいスポットサイズにより深部への治療効果を発揮します。

期待できる効果

毛細血管拡張症(※)、単純性血管腫(※)、苺状血管腫(※)、赤ら顔や赤あざ、色素沈着したニキビ跡など、良性の皮膚血管病変の治療に効果があります。

※印は保険適用

こんな方におすすめ

  • 赤いアザが治らない
  • 赤ら顔で悩んでいる
  • ニキビ跡や傷跡の赤みが残っている
  • 手足や体に赤いイボがある

主なリスクや副作用

肌の弱い方の場合、照射後に内出血が一時的に生じることがあります。内出血は1~2週間ほどで次第に改善します。 レーザー照射後に、一時的に色素沈着が生じることがあります。この場合、半年程度で改善していくことが多いですが、気になる際には美白効果のある軟膏などを別途処方することも可能です。

Qスイッチルビーレーザー治療

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザー(波長694nm)は皮膚内部のメラニン色素を最も効果的かつ安全に反応・分解することができるレーザーです。 超瞬間的に照射されたレーザーは周辺組織のダメージを最小限に抑え、しみやあざのもとであるメラニン色素を破壊します。 反応したメラニン色素は徐々に分解、吸収されていきます。

期待できる効果

太田母斑(※)、異所性蒙古斑(※)、外傷性刺青(※)、シミ、ほくろ、刺青 タトゥー などの治療に効果があります。
※印は保険適用

こんな方におすすめ

  • 青いアザが治らない
  • 怪我によってできたアザ消えない
  • 顔や手足、背中の蒙古斑が消えない
  • シミを取りたい
  • ほくろをとりたい
  • 刺青 タトゥー を取りたい

主なリスクや副作用

肌の弱い方の場合、照射後に内出血が一時的に生じることがあります。内出血は1~2週間ほどで次第に改善します。レーザー照射後に、一時的に色素沈着が生じることがあります。この場合、半年程度で改善していくことが多いですが、気になる際には美白効果のある軟膏などを別途処方することも可能です。