当院では最先端の技術を取り入れ、下記治療にも力を入れています。

紫外線療法・レーザー治療・その他
紫外線療法・レーザー治療・その他
当院では最先端の技術を取り入れ、下記治療にも力を入れています。
乾癬の皮膚症状は一般的に紫外線が強くなる夏の間に良くなる傾向があります。光線療法は、光源ランプを用いて発疹に直接紫外線をあて、過剰な免疫反応を抑える治療方法です。 塗り薬だけでは良くならないときや、発疹の面積が広くなったときに、光線療法が用いられます。紫外線には波長によって種類がありますが、効果が認められるのは、中波長紫外線(UVB)です。 現在広く使用されているのは、有害な波長を取り除き、治療効果が高い波長のみを使うナローバンドUVBになります。
当院では、
慢性の皮膚疾患で、典型的な症状として、皮膚が赤く盛り上がり、さらに乾燥した厚みのある皮膚がポロポロとはがれ落ちます。 かゆみがあることもあります。
原因はまだはっきりとわかっていませんが、遺伝的な体質に加え、何らかのきっかけ(ストレス、食生活、薬、風邪、妊娠、糖尿病、高脂血症、肥満など)であらわれたり悪化したりすると考えられています。
皮膚の色がぬけて、白い斑点ができる後天性の皮膚疾患です。 全身にあらわれるものや部分的にあらわれるもの、皮膚の神経に沿ってあらわれるタイプがあります。毛の生えている部分では、白毛になることがあります。
皮膚の色(メラニン)を作るメラノサイトという細胞がなくなるか、機能が止まってメラニンが作られない状態といわれています。原因はまだはっきりとわかっていませんが、過度のストレス、やけど、日焼け、刺激などによる自己免疫異常や末梢の神経系の変化などが考えられています。
手のひらや足の裏に、膿みをもったプツプツができます。 カサカサし、かさぶたになってはがれ落ちては、繰り返します。
原因はまだはっきりとわかっていませんが、中年の女性に多く、扁桃腺炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎、喫煙が関係していると考えられています。 個人差はありますが、平均3~7年で軽快するといわれています。
皮膚が赤くなり、かゆみを伴います。また、皮膚が乾燥します。 症状が重くなると、ジュクジュクしたり、かゆみが強くなったりします。
アトピー性皮膚炎の原因には、多くの要素があげられますが、解明はされていません。要因には皮膚のバリア機能の異常に加え、ダニなどに対するアレルギーの遺伝的な要素のほか、生活習慣、ストレスなどが考えられています。
ある日突然、1~3cmほどの大きさで髪の毛が抜け落ちる症状です。 一度に数箇所抜けたり、繰り返し再発したり、ほぼ全身の毛が抜けたりすることもあります。
原因はまだはっきりとわかっていませんが、毛に対する免疫反応が関係しているという説が有力です。精神的ストレス・生活環境の変化などが誘引となる場合もあると考えられています。
内服や外用薬との併用で以下の効果が期待できます。
治療回数:開始時は週に1~2回のペースで行います。
紫外線を照射する治療のひとつで、治りにくいとされている皮膚の病気に 有効とされています。 紫外線(UV)は、A・B・C に分けられますが、治療に有効とされるUVBの中でも特定の狭い範囲 (ナローバンド)の紫外線を用いることから、ナローバンド UVB とよばれています。 皮膚科で広く普及しており、症状や患部の大きさ・部位などに合わせて、塗り薬や飲み薬などと 併用します。
ダブリン3シリーズ NeoLux治療は全身に対して充分な紫外線を均一かつ短時間に当てることができる紫外線療法です。 疾患の症状によって個人差がありますが、全身にあてることが可能なため1回あたりの治療時間が短くなり、少ない治療回数で高い効果を出すことが可能になりました。
VTRAC治療は症状のあらわれている部分にだけ紫外線を照射する最新の紫外線療法です。従来の紫外線療法で改善しにくかった症例にも有効であることが数々の学会で発表されています。
紫外線療法(長波または中波)は以下に対して保険が適用されます。
デュピクセント®(デュピルマブ)は、アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因になっている「IL-4」と「IL-13」というタンパク質の働きを直接抑えることで、皮膚の炎症反応を抑制するお薬です。炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善します。
どの方でもデュピクセント®が投与できる訳ではありません。中等症から重症のアトピー性皮膚炎を有し、外用療法で効果不十分な方が適応になります。適応の判断には、医師による診察と検査が必要になります。
現在の症状、今までの治療方法、ご本人の希望(治療期間・費用)などを伺い、治療方針についてお話をさせていただきます。その後、デュピクセント®をより知っていただくためにご説明致します。説明を受け、デュピクセント®をやっていくのか検討いただいても問題ありません。
最初のうちはクリニックで注射します。何度か院内でご自身で注射する練習をして頂いた後、ご自宅で注射する段階に移行します。
処方箋を元に、薬局で処方してもらったのち、ご自宅にてご自身で注射を継続していただきます。
すでに他院で導入済みの方(自己注射済)で、転居などのため、当院でデュピクセント®の処方を希望される方は、紹介状(導入前の症状に関するスコア、治療経過を記入してもらう)をお持ち下さい。
デュピクセント®は投与開示日のみ、2本を皮下注射します。
その後は2週間に1回、1本を皮下注射します。
※自己判断で治療間隔を調整したり、中断再開すると薬が効かなくなってしまう可能性があります。
スケジュール通り投与していただき、治療終了時期に関しては必ず医師にご相談ください。
注射に適した部位は以下の3ヵ所です。
2018年に発売開始、2022年8月~価格改定しました。現在は下記の通りです。
必ず下記の金額になるわけではございません。おおよその目安としてご参照ください。
3割 | 6歳以上69歳以下、70歳以上で現役並み所得者 |
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2割 | 70以上74歳以下で一般・低所得者 |
1割 | 75歳以上で一般・低所得者(令和4年10月1日から、一部の方は2割負担になります) |
令和4年8月現在のデュピクセント®の薬価をもとに計算しています。
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操作方法へのご質問 | 24時間365日 |
医療費制度へのご質問 | 平日9:00~17:00 |
個人差はありますが、症状・痒みにも即効性があると実感しています。また、デュピクセント®により完全寛解が得られた患者様もいます。「良くなったり悪くなったり」を繰り返さない治療が重要です。
(サノフィ株式会社提供写真)
全ての患者様に同様な効果がでるとは限りません。
保険診療でなかなか効果のでない難治性にきびに対し、レチノイン酸外用薬などの自家製剤による治療、面ぽう圧出処置などを行っています。
レチノイン酸はビタミンAの誘導体で、生理活性はビタミンAの約50~100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものです。 米国ではシワ、ニキビの治療医薬品として、FDA(米食品医薬局)に認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。
ニキビの原因は、脂腺の分泌量が増え、毛穴の角質が厚くなり毛穴の出口が塞がれてしまうことです。レチノイン酸は、皮脂腺の機能を低下させ、皮脂の分泌を抑制させるのと同時に、毛穴の出口を塞いでいる角質を剥がれやすくする効果が期待できます。
また、レチノイン酸はニキビ跡の赤みの改善にも有効です。ニキビ跡の赤みは、ニキビによって表皮の下で炎症を起こしていることが原因です。
レチノイン酸を使用すれば肌のターンオーバーが促進されるため、ニキビ跡を目立ちにくくする効果が期待できます。
面ぽう圧出というのは、ニキビの内部にある皮脂、膿といった内容物を摘出する治療のことです。4種類のニキビ(白ニキビ、黒ニキビ、赤(炎症)ニキビ、黄(化膿)ニキビ)全てに効果があります。 ニキビの原因である、毛穴に詰まった皮脂(コメド)や膿を取り除くことで、ニキビの症状を早く綺麗に改善することが出来ます。
※自分でニキビをつぶすと皮膚がダメージを受けて傷跡(ニキビ跡)になる可能性もありますので、皮膚科で処置を受けることをお勧めします。
神奈川県導入第2号
米国キャンデラ社の最新鋭色素レーザー「Vビームプリマ(Vbeam Prima)」は、血液中に含まれるヘモグロビンに選択的に反応する595nm(ナノメートル)のレーザー光を照射する医療レーザーです。 スポットサイズは3mmから最大15mmまで対応しているため、広範囲の症例でも治療時間を短縮でき、大きいスポットサイズにより深部への治療効果を発揮します。
毛細血管拡張症(※)、単純性血管腫(※)、苺状血管腫(※)
※印は保険適用
肌の弱い方の場合、照射後に内出血が一時的に生じることがあります。内出血は1~2週間ほどで次第に改善します。 レーザー照射後に、一時的に色素沈着が生じることがあります。この場合、半年程度で改善していくことが多いですが、気になる際には美白効果のある軟膏などを別途処方することも可能です。
Qスイッチルビーレーザー(波長694nm)は皮膚内部のメラニン色素を最も効果的かつ安全に反応・分解することができるレーザーです。 超瞬間的に照射されたレーザーは周辺組織のダメージを最小限に抑え、しみやあざのもとであるメラニン色素を破壊します。 反応したメラニン色素は徐々に分解、吸収されていきます。
太田母斑(※)、異所性蒙古斑(※)、外傷性刺青(※)、シミ、ほくろ、刺青 タトゥー などの治療に効果があります。
※印は保険適用
肌の弱い方の場合、照射後に内出血が一時的に生じることがあります。内出血は1~2週間ほどで次第に改善します。レーザー照射後に、一時的に色素沈着が生じることがあります。この場合、半年程度で改善していくことが多いですが、気になる際には美白効果のある軟膏などを別途処方することも可能です。